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環境ニュース[国内]

07年度新規事業を32課題を採択 APN第12回政府間会合

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2007.03.29 【情報源】環境省/2007.03.29 発表

 2007年3月21日から23日にかけ、米国・ハワイ州のホノルルの東西センターで、アジア太平洋地球変動研究ネットワーク(APN)の第12回政府間会合が科学企画グループ(SPG)会合と合同で開催された。
 APNは、1996年に設立された、地球変動研究を支援するアジア太平洋地域の政府間組織で、現在21か国が参加している。日本の環境省・兵庫県、米国、オーストラリア、ニュージーランド、韓国から財政支援を受け、主に(1)公募型共同研究プログラム(ARCP)と、(2)開発途上国の研究能力開発・向上プログラム(CAPaBLE)の2タイプのプログラムについて、プロジェクトを公募し、支援を行っている。
 今回の合同会合には、加盟国政府代表や科学企画グループメンバーが参加。07年度新規事業として、公募型共同研究プログラム19課題、開発途上国の研究能力開発・向上プログラム13課題が採択されたたほか、役員の改選が行われ、運営委員長にフィリピン環境資源省のペニャフィエール地域局長、副委員長に環境省の塚本研究調査室長、科学企画グループの共同議長にニュージーランドのマシューズ博士とスリランカのダルマラトナ博士が選ばれた。
 また、APNがアジア水循環イニシアティブ(AWCI)との連携をめざすことが合意された。
 なお公募型共同研究プログラムの採択課題のテーマは、「気候変動」、「生物多様性」、「土地利用、土地利用変化、都市化」、「農作物病害」、「政策との関連と持続可能性」に関するもので、一方、開発途上国の研究能力開発・向上プログラムの採択課題のテーマは、いずれも気候変動問題に関するものだった。【環境省】

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