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環境ニュース[国内]

産学官連携功労者表彰「環境大臣賞」決定

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2008.06.06 【情報源】環境省/2008.06.04 発表

 環境省は、準好気性埋立構造(福岡方式)及びクローズドシステム処分場を開発した花嶋正孝氏(財団法人福岡県環境保全公社リサイクル総合研究センターセンター長)に対し産学官連携功労者表彰(環境大臣賞)を授与することに決定した。
 産学官連携功労者表彰(環境大臣賞)は、地球環境保全、公害の防止、自然環境の保護及び整備その他の環境の保全の視点から、大学、公的研究機関、企業等の産学官連携の推進に多大な貢献をした優れた成功事例を表彰するもの。
 準好気性埋立構造(福岡方式)は、福岡大学と福岡市の協力により開発され、メタンガスの排出を抑制し、優れた環境性能と地盤の速やかな安定化を低コストで可能とする日本初の技術である。国内の多くの最終処分場に取り入れられているほか、国際技術協力により開発途上国を中心に世界的規模での広がりを見せており、日本の環境技術の高さを国際的に示した好事例として評価できる。また、周辺自治体及び民間企業57社の参画により、その発展形として、処分場の高度制御(「コントロール」)と上部空間の利用(「コミュニティ」)を実現するクローズドシステム処分場が開発・実用化され、全国に事例が増えている。花嶋センター長は、これらの開発を推進するとともに、その普及・実用化に貢献したことが評価されたもの。
 授与式は、平成20年6月14日 国立京都国際会議場で行われる第7回産学官連携推進会議の中で行われる。【環境省】

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