意見募集開始　平成20年度国指定鳥獣保護区・同特別保護地区　6個所の指定計画書案まとまる

【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2008.08.04 【情報源】環境省／2008.07.31 発表

　環境省は、国指定の鳥獣保護区および特別保護区の指定に関して、指定計画書（案）を取りまとめたと発表。指定計画書案に対する意見の募集を開始している。
　意見募集の対象となる計画書案は、（一）国指定釧路湿原鳥獣保護区釧路湿原特別保護地区の指定、（二）国指定大山上池・下池鳥獣保護区の指定、（三）国指定大山上池・下池鳥獣保護区大山上池・下池特別保護地区の指定、（四）国指定谷津鳥獣保護区谷津特別保護地区の指定、（五）国指定浜甲子園鳥獣保護区浜甲子園特別保護地区の指定、（六）国指定霧島鳥獣保護区霧島特別保護地区の指定−−に関するもの。
　鳥獣保護法では、国際的または全国的な鳥獣の保護のために重要と認める区域を鳥獣保護区に、また、その鳥獣保護区内で、鳥獣の保護又は鳥獣の生息地の保護を図るため特に必要があると認める区域を特別保護地区として国が指定することについて明記されている。これまでに、全国で68箇所の国指定鳥獣保護区が設定され、そのうち55箇所が国指定特別保護地区として指定されている。
　意見は指定の様式に、必要項目（氏名、住所、電話番号、該当箇所、コメント等）を記入のうえ、郵送、ファックス又は電子メールで平成20年8月30日（土）まで（必着）に環境省自然環境局野生生物課（〒100-8975東京都千代田区霞が関1−2−2、FAX：03-3581-7090、e-mail：shizen_yasei@env.go.jp）に提出することが必要。【環境省】