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環境ニュース[国内]

平成20年度環境技術実証事業「小規模事業場向け有機性排水処理技術分野」の対象技術として1件を採択

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2008.10.15 【情報源】環境省/2008.10.14 発表

 環境省は、環境技術実証事業に関して、小規模事業場向け有機性排水処理技術の実証機関を務める(社)埼玉県環境検査研究協会が、実証試験の対象となる技術を1件選定したと発表。
同協会が7月22日から募集していた対象技術に対して申請のあった、株式会社セイスイの「メカセラ装置」につき、審査の上採択を決定したもの。今後、実証試験計画を策定した後、実証試験を順次実施し、年度末までに実証試験結果報告書をとりまとめ、公表する予定としている。
同事業は、すでに適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術実証の手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を促進することを目的とするもの。
小規模事業場向け有機性排水処理技術分野の平成20年度実証対象となる技術は、日排水量50立方メートル未満の小規模事業場である厨房・食堂、食品工場などからの有機性排水を適正処理する技術のうち、商業的に利用可能、後付け可能、低コスト・コンパクト、メンテナンスが容易、−−などの要件を満たすものとされている。【環境省】

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