第5回世界水フォーラムに向け、河川流域における統合的水資源管理のためのガイドラインを検討開始

【水･土壌環境 その他(水･土壌環境)】 【掲載日】2008.11.04 【情報源】国土交通省／2008.10.31 発表

　国土交通省は、独立行政法人水資源機構及びユネスコとの共催により「統合的水資源管理（Integrated Water Resources Management-IWRM）に関するセミナー」を2008年11月11日にさいたま市で開催すると発表した。
　統合的水資源管理（IWRM）は効率性、公平性および持続可能性といった観点からその必要性が世界的に認知されてきたもので、具体的に実施する際の問題解決のツールとして、ユネスコでは、2009年3月にトルコ・イスタンブールで開催される第5回世界水フォーラムを目指して「河川流域における統合的水資源管理のためのガイドライン」の策定を進めている。
　本セミナーは、そのガイドライン策定に向けた運営委員会が水資源機構本社で行われるのに先立ち、日本における統合的水資源管理の先駆けである利根導水路の建設当時の関係者の方々や、国際機関や各国で活躍されている水の専門家を招聘し、意見交換や講演さらに各国での取り組みの紹介を通して、河川流域における統合的水資源管理の実践についての理解を深めるために開催するもの。【国土交通省】