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環境ニュース[国内]

ドイツ 公共交通機関のハイブリットバス調達に補助

大気環境 交通問題】 【掲載日】2009.01.07 【情報源】/2008.12.22 発表

 ドイツ連邦環境省は、2008年12月22日、ハイブリッドバスの調達を行う公共交通機関6社に対し、補助金を提供することを発表した。連邦環境省は、6月に「環境に配慮した公共交通のためのハイブリッドバス」プロジェクトを開始した。このプロジェクトでは、36社がハイブリッドバスの調達に高い関心を示した。
 今回の補助金提供先には、最善のコンセプトを策定した6社が選ばれた。補助に当たっては、EUの環境配慮強化基準(EEV)の遵守が求められる。また、ディーゼル車については、粒子状物質フィルターと一酸化炭素削減装置の装着が求められる。
 燃料消費量は、通常のバス車両と比較して、20%以上少ないことが条件。騒音基準のクリアも必要である。
 連邦環境省が、マッキンゼー・アンド・カンパニー社に委託して実施した研究によると、現在、ドイツ国内では約38,000台の路線バスが導入されており、毎年、約3000台が新しく調達されている。この市場で公共部門が占める割合は50%を超えているという。【ドイツ連邦環境省】

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