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環境ニュース[海外]

UNEP、紛争後の環境影響評価ユニットを発足

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2001.12.25 【情報源】国連/2001.12.11 発表

 UNEPは、世界の紛争後の地域において、環境影響評価を実施する新たなユニットを設立。ジュネーブの国際環境ハウスのUNEP事務所に11のチームが配置される。
 バルカン危機の結果に関するUNEPの影響評価は、研究室での分析に続く、専門家チームによるフィールド調査に基づくものであった。結果報告書は、ひどく汚染されている「ホット・スポット」が見られ、実際に紛争になった場所から劣化ウラン(DU)を検出するとともに、難民の流入の環境影響を測定し、環境浄化のための解決法を提案した。
 UNEP事務局長のKlaus Topfer氏は、「コソボ紛争における我々の作業の大部分においてバルカン諸国および国際共同体からの肯定的な評価を得て、今日、紛争後の影響評価ユニットを発足させることを光栄に思う」と述べた。
 紛争後の環境影響評価は、独立かつ信頼のおける環境影響の調査を行い、必要な救済についての勧告を提供するための重要なツールである。紛争後の環境保護活動は、緊急の環境および健康上のニーズを満たすべきである。また、これらは、自然資源の管理に関する長期的目標を支援し、環境管理の実践に取り組み、地域環境協力を推進するものでなければならない。【UNEP】

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