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環境ニュース[海外]

インド・ニューデリー 持続可能な開発サミットを開催

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2009.02.12 【情報源】国連/2009.02.06 発表

 インドのニューデリーで、2月5〜7日まで、「デリー持続可能な開発サミット(DSDS)」が開催された。この会議は、2009年末にコペンハーゲンで開催される気候変動枠組条約締約国会議に向け、土台づくりを目指すもの。
 会議に参加した国連の潘基文(パンギムン)事務総長は、地球温暖化対策に失敗すれば、貧困と苦難が増し、経済は混乱し、多くの国で政情不安が発生するおそれがあると指摘。コペンハーゲン会議で、全ての国が包括的な炭素排出削減に合意するよう努力して欲しいと述べた。
 デリー・サミットでは、とりわけ、オバマ大統領の下で新たな地球温暖化対策を構築しつつあるアメリカに注目が集まった。潘事務総長は、オバマ大統領が地球温暖化を「国内・国際的な重点課題」に位置づけ、アメリカ政府は「コペンハーゲン会議を成功させるために全面的に協力する」と語ったことを明らかにした。
 なお、デリー・サミットの期間中、潘事務総長は「持続可能な開発リーダーシップ賞」を受賞した。【UNEP】

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