平成21年度　夏季の省エネルギー対策を公表

【エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2009.05.26 【情報源】資源エネルギー庁／2009.05.26 発表

　平成21年5月25に開催された、政府の省エネルギー・省資源対策推進会議省庁連絡会議で、政府関係機関、地方公共団体、産業界、一般家庭、ＮＧＯなどに対する、21年度夏季の省エネルギーについての要請内容を決定した。
　決定内容には、冷房中の室温は２８℃を目途に過度にならないよう調整する等の省エネルギーの実践項目が含まれており、政府は、国民に省エネルギー対策の実践についての協力を呼びかける。特に、平成20年5月に成立した「エネルギーの使用の合理化に関する法律を改正する法律」における事業単位でのエネルギー管理等へ速やかに移行できるよう呼びかけや、21年度補正予算の成立を前提としたエコポイント制度の活用による省エネ家電の普及促進、太陽光発電の導入促進、環境性能に優れた自動車の導入促進、白熱電球から電球形蛍光ランプへの切替え等を盛り込んでいる。
　また、政府自らも率先して、冷房中の室温２８℃を目途に適切に調整すること、クール・ビズを励行すること、業務上必要のない範囲で消灯する等の省エネルギーの実践に取り組むとしている。更に、可能な限り庁舎等に太陽光発電の導入を図ること、白熱電球を原則全廃し電球形蛍光ランプへの切替えること等についても盛り込んでいる。【資源エネルギー庁】