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環境ニュース[国内]

1日20リットルの節水を 新たなキャンペーン開始

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2009.10.05 【情報源】/2009.09.24 発表

 イギリスで9月24日にスタートした節水キャンペーンによると、イギリスは水の浪費国で、一世帯あたりの年間使用量は10万リットル以上(一人あたり1日150リットル)になるという。
 「CO2削減対策(Act on CO2)キャンペーン」ではTV司会者のケイト・ハンブル女史がナビゲーター役を務め、1日20Lの節水を可能にする簡単な心がけを紹介している。
 島国であり、雨が多いことで有名なイギリスだが、一人あたりの利用可能な水の量は、フランス、イタリア、ギリシャなど多くのヨーロッパ諸国よりも少ない(ロンドンの降雨量はローマやパリ、ナポリよりも少ない)。人口増加や気候変動の影響により、水は一層貴重で保護すべき資源となっている。
 節水キャンペーンが提唱する、大きな違いを生む小さな心がけとしては、「歯磨きの最中には水を止める(1分間で6Lの節水)」、「シャワーを1分間短く切り上げる(9Lの節水)」、「皿洗いは水を溜めて行う(1分間で6Lの節水)」、
 「花の水遣りや洗車にはジョウロやバケツを利用(1分間で16Lの節水)」などがある。
 なお、ある研究によると、トイレの水を流す度に1Lの節水になる節水バッグを水洗タンクに取り付けていない人は87%。シャワー中1分間につき6Lの節水になる節水シャワーヘッドの利用率も3%と低い。節水は、水道代に加え、光熱費の節約にもつながるという。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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