国交省　第3次基準適合排出ガス対策型建設機械5機種8型式など認定

【大気環境 大気汚染】 【掲載日】2009.12.24 【情報源】国土交通省／2009.12.22 発表

　国土交通省は平成21年12月22日「排出ガス対策型建設機械指定要領」にもとづく、第2次基準値適合の排出ガス対策型建設機械2機種6形式、トンネル工事用排出ガス対策型建設機械として1機種2型式、「排出ガス対策型建設機械の普及促進に関する規程」または「第3次排出ガス対策型　建設機械指定要領」に基づく、第3次基準値に適合した排出ガス対策型建設機械5機種8型式の新規指定を行った。
　第3次基準値は、公道を走行しない特殊自動車に対して排出ガス規制を行う「オフロード法」が17年5月に公布されたことを受け、道路運送車両法やオフロード法による型式指定を受けていない車両系建設機械の原動機や、可搬式建設機械の原動機のうち、オフロード法と同等の基準を満たすものを、排出ガス対策型建設機械などとして指定するために18年3月に策定されたもの。
　更に、排出ガス対策型建設機械の普及促進に関する規程に基づく、第3次基準値適合原動機として3型式の認定も行った。
　今回の認定により、第2次基準値適合の排出ガス対策型建設機械の総計は69機種2,380形式、トンネル工事用排出ガス対策型建設機械の総計は16機種137形式、第3次基準値適合として認定を受けた排出ガス対策型建設機械の総計は18機種174型式となった。
　なお、「排出ガス対策型建設機械の普及促進に関する規程」または「第3次排出ガス対策型　建設機械指定要領」に基づく、第3次基準値適合のトンネル工事用排出ガス対策型建設機械の指定及び「みなし指定建設機械※」の届出は今回はなかった。

※オフロード法に基づき届出された特定特殊自動車と同一であり、オフロード法規制開始前に製作された建設機械については、指定建設機械とみなすもの。【国土交通省】