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環境ニュース[国内]

フランス 2008年も温室効果ガス排出量が減少

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2010.02.15 【情報源】/2010.02.02 発表

 フランスの2008年の温室効果ガス排出量が、2007年より0.6%減少し、CO2換算で 5億2700万トンとなったことが、最近、ボルロー大臣に提出された目録で明らかになった。フランスの排出量は、京都議定書で定められた2008〜2012年期の排出上限値を6.4%下回っている。
 京都議定書の約束達成期間は、2008年から始まっているが、フランスは工業国の中でも国際的な約束を尊重できている数少ない国の一つである。
 2008年の減少は、2007年に確認された2%減に続くもの。この削減は、2008年の気象条件が2007年よりも厳しかったにもかかわらず実現された。
 ボルロー大臣は、今回の排出削減について、「1990年以来歴史的に最も少ないレベルに達し、京都議定書の約束を常に守り続けている」と評価。しかし、より先を見つめなければならない として、「フランスは2020年までに、温室効果ガス排出量を1990年比で22.8%削減しなければならない」と述べた。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省】

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