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環境ニュース[国内]

アメリカ 新しい飲料水戦略の策定について発表

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2010.03.31 【情報源】/2010.03.22 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)のジャクソン長官は、飲料水について、市民の健康保護を強化する新しい戦略を策定していることを明らかにした。飲料水戦略の変更は、(1)汚染物質一つ一つではなく、グループとして扱うことにより、費用対効果的に飲料水の保護を強化する、(2)様々な汚染物質による健康リスクに対処する新しい飲料水処理技術を開発する、(3)飲料水の保護を支える権限の活用、(4)公共水域のモニタリングデータを共有するため州と協力する という次の4つの原則に基づいている。EPAのこれまでのアプローチは、個々の汚染物質の詳細な評価を重視したもので、長い年月がかかることもあった。新しいビジョンでは、意思決定を合理化するとともに、既存の法律に基づいて飲料水の保護を拡大し、新しい技術を促進することを目指すという。
 また、EPAでは、テトラクロロエチレントリクロロエチレン、アクリルアミドなど4種類の発がん性物質について、現在の飲料水基準を改定することを発表した。テトラクロロエチレントリクロロエチレンについては2011年中に規則の策定に向けてとりかかる。一方、アクリルアミドとエピクロロヒドリンについては、その後に改定を行う。【EPA

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