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環境ニュース[国内]

2008年度(平成20年度)の温室効果ガス排出量(確定値)を公表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2010.04.16 【情報源】環境省/2010.04.15 発表

 環境省は、地球温暖化対策の推進に関する法律等に基づき、2008年度(平成20年度)の温室効果ガス排出量(確定値)をとりまとめ、公表した。
 公表によると、2008年度の温室効果ガスの総排出量は、12億8,200万トンであった。これは、京都議定書の規定による基準年(CO2、CH4、N2Oは1990年度、HFCs、PFCs、SF6は1995年)の総排出量と比べると、1.6%上回った(注2)。
 2007年度の総排出量と比べると、エネルギー起源二酸化炭素について産業部門をはじめとする各部門の排出量が減少したことなどにより、6.4%減少していた。2007年度と比べて2008年度の排出量が減少した原因としては、金融危機の影響による年度後半の急激な景気後退に伴う、産業部門をはじめとする各部門のエネルギー需要の減少などを挙げている。
 また、原子力発電所の利用率が長期停止の影響を受けていない時の水準(1998年度の実績値)にあったと仮定して総排出量を推計すると、2008年度の総排出量は基準年比で3.4%減となった。
 なお、2008年度の京都議定書に基づく吸収源活動の排出・吸収量は、約4,400万トン(森林4,330万トン、都市緑化等70万トン)の吸収となり、基準年総排出量の約3.5%に相当した(うち森林吸収源対策による吸収量は3.4%に相当)。【環境省】

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