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環境ニュース[国内]

ヨハネスブルグサミットの合意文書のたたき台「議長ペーパー」に対する意見募集を開始

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2002.02.25 【情報源】外務省/2002.02.22 発表

 外務省では、2002年2月の「持続可能な開発に関する世界首脳会議(ヨハネスブルグサミット)」第2回準備会合で、サミット準備委員会のエミル・サリム議長によって示された「議長ペーパー」に対する一般からの意見募集を開始した。意見募集期間は平成14年3月8日まで。
 この議長ペーパーは2002年8月26日から9月4日まで南アフリカ・ヨハネスブルグで開催されるヨハネスブルグサミットの合意文書のたたき台となるもので、(1)貧困撲滅、(2)持続可能でない生産消費形態の変更、(3)経済・社会開発の基礎となる天然資源の保全と管理、(4)グローバル化している世界の中での持続可能な開発、(5)健康と持続可能な開発、(6)小島嶼開発途上国持続可能な開発、(7)アフリカのための持続可能な開発イニシアチブ、(8)資金、貿易、技術移転、科学・教育、能力開発、意思決定のための情報などの実施手段、(9)国・地域・国際レベルでの持続可能な開発のための管理強化−−の9分野をサミットで取り上げるべき主要テーマとして取りまとめており、環境保全だけでなく、貧困撲滅、グローバリゼーション、健康、水資源管理など開発に関わる問題や社会問題が前面に出てきたのが特徴となっている。
 3月25日から4月5日に開催予定の第3回準備会合では、この議長ペーパーの内容についての政府間交渉が本格的に開始する予定。【外務省】

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