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環境ニュース[国内]

2010年度第二期北西太平洋鯨類捕獲調査の三陸沖での沿岸域調査が終了

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2010.06.09 【情報源】水産庁/2010.06.09 発表

 水産庁は、2010年度の第二期北西太平洋鯨類捕獲調査の三陸沖での沿岸域調査が10年6月7日に終了したと発表した。
 北西太平洋鯨類捕獲調査は、国際捕鯨委員会(IWC)を設置した国際捕鯨取締条約第8条に基づき実施している調査。
 1994年から99年までミンククジラの系統群調査を主目的とした第一期調査が行われ、00年からは鯨と漁業の競合関係の解明を目的とした第二期調査が行われている。
 三陸沖での鯨類捕獲調査は、宮城県石巻市鮎川を中心とした半径50マイルの海域を対象とする調査で今回が6回目。
 今回の調査では62群62頭のミンククジラを発見し、うち45頭を捕獲した。
 捕獲したミンククジラの胃内容物は、捕獲された個体のうち36個体から餌生物が観察され、うち全体の75%に当たる27個体がイカナゴを捕食していた。
 また、胃内容物重量は平均27.3kgであった。【水産庁】

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