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環境ニュース[海外]

中部電力、長野県飯田市でメガソーラー建設工事に着手

エネルギー】 【掲載日】2010.08.23 【情報源】日本/2010.08.06 発表

 中部電力は、長野県飯田市に同市と共同開発する大規模太陽光発電所「メガソーラーいいだ」の建設工事を始める。8月20日に安全祈願祭を行った後、9月に電気工事などの本体工事に着手し、2011年2月の運転開始を目指す。発電出力は1000kW(1MW)。

 同市が提供した同市川路城山の1万8000m2の用地に中電が発電所を建設し、運転・維持管理を行う。同市はPR施設を建設する。想定年間発電量は、一般家庭300世帯分の年間使用電力に相当する100万kWh。CO2削減量は年間約400tとなる見込み。

 2009年1月に内閣府の「環境モデル都市」に選定され、低CO2への取り組みを進めている同市の活動に中電が賛同。メガソーラーを共同で建設することになった。

 中電は2020年度までに1万5000〜2万kW(15〜20MW)のメガソーラー開発を目標に掲げている。メガソーラーいいだのほか、中部地方で最大の太陽光発電所となる「メガソーラーたけとよ」の開発を愛知県武豊町の武豊火力発電所敷地内で進めている。

 メガソーラーたけとよは、敷地面積12万m2、出力7500kW(7.5MW)、CO2削減量見込みは年間約3400t。2011年度中の運転開始を予定している。想定年間発電量は約730万kWhと、一般家庭2000世帯分の年間使用電力量に相当する。メガソーラーいいだと合わせると、中電の太陽光発電出力は8500kW(8.5MW)になる。

提供:ECO JAPAN(日経BP社)




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