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環境ニュース[国内]

ブリヂストン、「生物多様性に関する取り組み姿勢」を策定

環境一般 CSR】 【掲載日】2010.09.30 【情報源】企業/2010.09.27 発表

 ブリヂストンは、「生物多様性に関する取り組み姿勢」を策定した。地域文化と生態系の多様性に配慮するとともに、世界規模のネットワークを活用して取り組みを世界に広げていくことなどを宣言した。名古屋市で10月18〜29日に開かれる「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」を支援するイベントも、同社が協力・支援するプロジェクトを通じて展開する。

 取り組み姿勢は、「持続可能な社会を実現するために生物多様性の保全活動を推進する」とし、実施にあたっては、「地域の文化と、生態系、種、遺伝子の多様性を理解して配慮する」ことと同時に、「グループ内外の活動をつなぐことで生物多様性保全活動の輪を世界に広げる」などと宣言している。主な活動として、世界各地の拠点での動植物とその生息地の保全や、研究・教育活動による生物多様性の重要性のアピールなどを挙げた。

 2010年が国際生物多様性年であり、COP10開催を間近に控えていることから、取り組み姿勢を定めた。生物多様性の意識を従来以上に高めるとともに、活動の一層の推進を目的に、グループ全体で考え方を共有することにした。同社はこれまでも、国内での森林整備や自然保護に加え、東南アジア、欧州、米国など各地で緑化、野生生物保護、環境教室などを実施している。

 COP10に合わせて、同社の協力・支援プロジェクトがイベントを開催。同社と早稲田大学が連携した環境関連の研究プロジェクト「W-BRIDGE」が生物多様性分野の研究発表会を9月17日に開いたほか、同社の「ブリヂストンびわ湖生命いのちの水プロジェクト」が10月9日に、滋賀県近江八幡市で生物多様性の意義を地域に伝えるシンポジウムを実施する。

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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