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環境ニュース[国内]

大日本印刷、生物多様性に関する社員研修をネットワークラーニングで開始

環境一般 CSR】 【掲載日】2010.10.27 【情報源】企業/2010.10.22 発表

 大日本印刷(DNP)は、研究・企画・開発・営業などに従事するグループ社員計約2万5000人を対象に、生物多様性の研修を実施する。生物多様性の定義や取り組みなどについて、イントラネットによるネットワークラーニングを活用して学ぶ。従来からの活動の効果を高めることを狙いにしている。

 同社は今回、生物多様性保全の活動を具体的に理解していく学習プログラムを作り、ネットワークラーニングによって少ない負担で社員が学べるようにした。生物多様性の定義とその危機に関してや、保全に向けた取り組みなどが学習内容になっている。研修は2010年度中に完了する。

 DNPグループは生物多様性保全を重要課題と考え、「DNPグループ生物多様性宣言」を2010年3月に策定し、事業活動の中で環境に配慮する取り組みを進めている。今後さらに高い効果を挙げるためには、社員の生物多様性に対する知識を深めるとともに、社員それぞれの意識向上が必要になると判断し、研修を実施することにした。

 生物多様性宣言には、事業計画、研究、企画、開発、設計、製造、販売などすべての事業活動で影響を配慮することや、エネルギー使用、水資源利用、原材料調達、化学物質や廃棄物排出における影響を低減することなどを掲げている。同社は今後、森林管理のための間伐材の利用促進や、森林認証紙の顧客への提案を強化し、宣言に基づく事業活動を促進する。

提供:ECO JAPAN(日経BP社)


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