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環境ニュース[国内]

日本マクドナルド、大阪府内4店舗を改装して府とCO2の25%削減実証事業を開始

環境一般 CSR】 【掲載日】2010.11.23 【情報源】企業/2010.11.22 発表

 日本マクドナルドは、大阪府内の4店舗を改装して府とのCO2排出25%削減実証事業を始める。エネルギー消費の多くを占める照明と空調設備を中心に、10月から集中的なエネルギー対策工事を順次行い、2店が既にオープンした。残る4店舗も年内に工事を終えて開店する。実証期間は2011年3月までで、さまざまなCO2削減に取り組み、その効果を調べる。

 環境省の「2009年度チャレンジ25地域づくり事業」の選定地域となった府から共同事業者に選ばれ、実証事業を展開する。対象店舗は、梅田茶屋町店(大阪市北区)、枚方バイパス店(枚方市)、ビオルネ枚方店(同市)、1号線出屋敷店(同市)。梅田茶屋町店は11月19日、枚方バイパス店は10月23日に改装オープンした。ビオルネ枚方店は12月15日、1号線出屋敷店は11月30日を予定している。

 各店舗に10種類以上の省エネ対策を施す。客席を中心に看板、駐車場にLED(発光ダイオード)照明を使用するほか、高効率な空調機を導入するとともに遮熱ペイント、室内の空気循環を改善する装置などで空調の負荷を低減する。インバーター冷凍・冷蔵庫など効率的な機器で消費電力を抑制。太陽光発電設備も設置する。

 電源回路ごとに時間単位で電力消費量がモニターできる装置を使ってリアルタイムに消費電力を確認し、目標値と比較しながらエネルギーを管理するシステムによって実証結果を測定する。日本マクドナルドはこれまでも、各店舗にLED照明や高効率機器を導入するなど省エネを推進。実証事業を機に環境負荷軽減への取り組みをさらに加速させる。

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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