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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、小型車のCO2排出量は減少、燃費は改善とする2010年報告書を発表

大気環境 交通問題】 【掲載日】2010.11.30 【情報源】アメリカ/2010.11.17 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、6年連続で新型小型車のCO2平均排出量が減少し、燃費がわずかに改善していると、年次報告書『小型車の技術とCO2排出量および燃費の動向(1975-2010)』で発表した。この報告書は新型小型車(乗用車、ミニバン、SUV、ピックアップトラック)のCO2排出量、燃費、技術的特徴に関するデータを収載したもので、2009年の新型車のCO2平均排出量は1マイル当たり397グラム、燃費は22.4mpg(マイル/ガロン)であった。この数値は自動車各社の最終データに基づいている。2010年については、自動車各社の前年度モデルの販売予測から導いた暫定値で、CO2平均排出量は1マイル当たり395グラム、燃費は22.5mpgと、2009年の自動車市場の混乱による不確実性はあるものの、わずかながら改善するとしている。同報告書によると、1987年から2004年まで長らくCO2排出増と燃費低下が続いていたが、2005年からは改善に転じ、2004年比ではCO2平均排出量は1マイル当たり64グラム(14%)の減少、燃費は3.1mpg(16%)の向上になるという。【アメリカ環境保護庁(EPA)】

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