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環境ニュース[国内]

日本たばこ、山梨県小菅村の森林保全活動で協定を5年延長して2期目の活動開始

環境一般 CSR】 【掲載日】2011.03.08 【情報源】企業/2011.03.04 発表

 日本たばこ産業(JT)は、山梨県小菅(こすげ)村の森林を「JTの森 小菅」と名付けて実施している森林保全活動で、3月に期間が満了となる同村との森林保全協定を5年延長し、2期目の活動を始める。継続した手入れが必要だと考え、今後も続けることにした。2期目では植栽した広葉樹の保育のほか、新たに間伐、広葉樹の植栽などを行う。

 JTは2006年3月、同村の村有林を対象に森林保全協定を結び、JTの森 小菅として活動を展開してきた。JTの森 小菅は12.92haの広さで、スギ、ヒノキ林とカラマツ、広葉樹混交林がある。今回、5年間の協定期間が満了になるが、森林の機能向上のため、活動をさらに続けていく必要があると判断し、更新する。

 2期目では未整備のスギ、ヒノキ林で間伐、広葉樹の植栽、歩道開設を手掛けるほか、カラマツ林ではこれまでに植えた広葉樹周辺の下草刈りなどを継続する。日常の管理や主な整備は1期目と同じように地元の森林組合に委託することになるが、JTグループの社員と地域の協働による活動も定期的に行う。

 同村は首都圏を流れる多摩川と相模川の源流部に位置し、JTの森 小菅は、カラマツ、スギ、ヒノキといった針葉樹林に、ケヤキ、モミジなどの広葉樹を加えた森づくりをして水源かん養と生態系保全を目指す。JTは同村のほか、北海道、山形、岐阜、和歌山、鳥取、高知、熊本、鹿児島県の各「JTの森」で森林保全・整備を進めている。

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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