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環境ニュース[海外]

生物多様性条約事務局、生物多様性への消費者・企業の意識が向上との調査結果を発表

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2011.05.20 【情報源】その他/2011.05.05 発表

 生物多様性条約事務局(CBD)は、消費者及び企業における生物多様性への意識が引き続き向上していると発表した。これは、倫理的バイオトレード連合(UEBT)の生物多様性に関する意識調査の最新結果に基づくもので、2011年、米仏独英4カ国での生物多様性の認知度は平均65%、世界の美容関連企業トップ100社のうち、企業報告書で生物多様性に関する報告を行った企業は27%に上り、いずれも2009年から増加した。前出4カ国にブラジル、韓国、日本を加えた7カ国では、認知度は平均70%に達する。生物多様性の定義をたずねる問いでは、特に若者における正答率が上昇している。また、生物多様性資源調達への倫理面での関心も高く、88%が化粧品会社における生物多様性材料の調達方法を知りたいと答えたほか、50%以上が持続的な製品購買による途上国生物多様性保護と生産者支援に関心を示した。CBDは、生物多様性目標の達成には多様性に対する意識向上が最優先であるとして、これらの結果を元に、地域の現状に沿った調整や民間企業を通じた保全メッセージの発信等、より効果的な広報を考えていくとしている。【生物多様性条約事務局(CBD)】

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