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環境ニュース[国内]

大日本印刷、企業社内報で初のカーボンフットプリントマーク使用許諾を取得

環境一般 CSR】 【掲載日】2011.08.31 【情報源】企業/2011.08.26 発表

 大日本印刷は、企業の社内報で初めてとなるカーボンフットプリント(CFP)マークの使用許諾を取得した。取得したのは年4回、4万部をグループ社員に配布するグループ社内報「DNP Family」で、CFPマークを表示した最新号が8月31日に完成する。これまでに自社のパンフレットや報告書でCFPマークを取得しているが、社内報に広げて社員の意識向上を図ることにした。

 環境負荷低減を狙いに大日本印刷は、環境に配慮した製品設計・提案・製造を進めるとともに、製品を製造する際のCO2排出量を集計する体制を整備し、ポスターやパンフレットなどの宣伝用・業務用印刷物で2010年11月に、国内で初めてCFPマークの使用許諾を取得。6月29日に発行した「グループ CSR報告書2011」や、8月1日発行の「アニュアルレポート2011」にもCFPマークを表示している。

 今回、業務や日常生活で環境に配慮することが当然のことだと社員らが感じられるようにするため、社内報で取得した。合わせて、社内報にCFPマークを表示することで普及を推進する姿勢をアピールする。大日本印刷は今後、CFPマークの対象をさまざまな自社の発行物に拡大すると同時に、顧客企業の印刷物や包装に関し、CFPの値を算出するサービスを展開する。

 CFPマークは、製品の原材料調達、生産、流通・販売、使用・維持管理、廃棄・リサイクルのライフサイクル全体で発生する温室効果ガスをCO2量に換算し、排出量をマークで表示する仕組み。経済産業省が中心になり、2009年からCFP制度の試行事業を実施している。2012年中には国際規格の制定も予定されている。大日本印刷は顧客企業にも事業への参加を促していく。【大日本印刷(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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