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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、高層集合住宅にもエネルギースター認定を開始

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2011.09.14 【情報源】アメリカ/2011.08.30 発表

 エネルギースターの認定を高層の集合住宅にも適用するとアメリカ環境保護庁(EPA)が発表した。新築あるいは大規模改修を施した高層集合住宅にまで認定対象を拡大することで、EPAは省エネの取り組みを全国に広げ、不動産オーナーに資産価値の向上を図る機会を提供する。これまでは戸建住宅と低層の集合住宅だけが認証対象となっていた。
 エネルギースターの認定を受けるには、EPAが定める省エネガイドラインに適合し、さらにアメリカ暖房冷凍空調学会の規格による建物の省エネ性能を15%以上上回ることが求められる。有資格者が建築中の現場で試験を行って認証する。
 エネルギースターは、エネルギーを節約することで温室効果ガスの削減を目指す制度で、1992年にEPAが創設した。現在60品目以上の製品に加え、新築家屋や商業・産業ビルといった建物も認証を受けている。この制度により昨年は180億ドル相当の省エネが実現し、自動車3300万台の排出相当分の温室効果ガスが削減された。【アメリカ環境保護庁(EPA)】

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