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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、散水用制御装置に、屋外製品初のウォーターセンスラベルを付与

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2011.11.18 【情報源】アメリカ/2011.11.03 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、屋外製品初の「ウォーターセンス」ラベルを、庭等の散水制御装置に付与すると発表した。アメリカでは、毎日70億ガロン超の水が住宅の庭の散水用に使用されているが、装置の設定が不適切なため、不要な時期に過度に散水するなど、その水の大半が無駄になっている。ウォーターセンスラベルが付与される散水制御装置は、地域の気象データに基づいて散水の必要性をモニターし、必要に応じて水を供給することで著しい節水ができるという。庭木や芝生を健康に保ちつつ、年間の水道料金を削減することができ、さらに利便性と安心ももたらされる。
 高効率のこの散水制御装置は、2012年春に入手可能となる見込みである。この装置により、1100億ガロンの節水と年間約4億1000万ドルの水道料金の節約が可能になる。EPA主催のパートナーシップ・プログラムであるウォーターセンスは、消費者に、水効率の良い製品や住宅、サービスによる簡単な節水方法を提供し、2006年のプログラム開始以来、1250億ガロンの節水と20億ドル超の電気・水道料金の節約に貢献してきた。【アメリカ環境保護庁】

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