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環境ニュース[国内]

東京海上日動火災、震災被災地の「海岸林再生プロジェクト10カ年計画」を支援

環境一般 CSR】 【掲載日】2012.02.29 【情報源】企業/2012.02.24 発表

 東京海上日動火災は、東日本大震災被災地で公益財団法人のオイスカが展開する「海岸林再生プロジェクト10カ年計画」に賛同し、経済的支援と合わせて、社員らによるボランティア活動を実施する。東京海上日動が進めるマングローブ植林事業で目的に掲げる環境保護と地域社会への貢献と、同プロジェクトの趣旨が合致することから、支援を決めた。

 海岸林再生プロジェクト10カ年計画は、震災で被害に遭った東北地方の海岸林を10年かけて復活させる取り組み。海岸林は、風による海岸の砂の移動や塩害、高潮を防止する機能があり、海岸近くに住む人々の生活環境保全の役割を持つ。しかし宮城県の仙台平野に広がっていた海岸林は震災に伴う津波で大きな被害を受け、壊滅状態となった。

 同プロジェクトは、海岸林の再生に向けて種苗の生産拡大と植栽、育林を推進するとともに、農地の回復と被災地域での雇用を創出する。種をまいてから植栽までに3年程度の期間が必要となることから、10年にわたって実施する。東京海上日動は、1000万円を寄付するほか、社員らのボランティア活動を予定。マングローブ植林事業のアピールを目的に3月3日に開催するクラシックコンサートの会場では、同プロジェクトの募金を集める。

 東京海上日動のマングローブ植林事業は、1999年に創立120周年記念事業として始めた。東南アジア、インド、南太平洋フィジーの計7カ国で2011年3月末までに、東京ドーム約1459個分の6824haに植林した。オイスカは、国際環境NGO、オイスカ・インターナショナル(本部・日本)の活動機関で、アジア・太平洋地域で農村開発や環境保全を手掛ける。【東京海上日動火災保険(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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