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環境ニュース[国内]

積水ハウス、日本初のスマートハウスとスマートショップのマイクログリッド構築

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2012.05.30 【情報源】企業/2012.05.28 発表

 積水ハウスは、日本で初めてとなるスマートハウス(環境配慮住宅)とスマートショップ(環境配慮店舗)を結ぶマイクログリッド(小規模電力網)を構築する。JR武蔵野線の越谷レイクタウン駅(埼玉県越谷市)南口で開発中のエリアに、積水ハウスが設けるモデルハウスと店舗の展示場ゾーンに計画し、その中にマイクリッドゾーンをつくる。

 マイクリッドゾーンは、スマートハウスのモデルハウス7棟と、スマートショップ1店舗で構成し、敷地面積は約3800m2。ハウス、ショップとも、太陽電池燃料電池、蓄電池、ホームエネルギー管理システム(HEMS)を備え、それぞれの建物で発電した電力を融通し合う電力・情報通信網を構築する。ハウスにはエネルギー消費を最適化するスマート家電も導入する。

 関係者らとの事業協定を5月31日に結び、12月にマイクリッドゾーンをオープンする計画になっている。マイクリッドゾーンで取得する技術情報、成果を一般に向けて広く発信するほか、現地で技術発表会や見学会を開催し、モデルハウスでの宿泊体験も実施する。先導的なモデル事業として埼玉県から約4000万円、越谷市から1000万円の補助金も交付される。

 展示場ゾーンは、全部で10棟のスマートハウスのモデルハウスと、店舗2店があり、うち7棟と1店舗がマイクログリッドゾーンとなる。植栽、LED(発光ダイオード)の街路灯、保水性のある舗装など環境に配慮した展示場にする。積水ハウスは、マイクログリッドによって、電力不足に伴う計画停電や電力料金変動などに影響されないコミュニティーの実現を目指す。【積水ハウス(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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