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環境ニュース[国内]

旧緊急時避難準備区域の復旧を支援するための放射線モニタリングアクションプランの測定結果(田村市分)を公表

エネルギー 原子力】 【掲載日】2012.06.15 【情報源】環境省/2012.06.15 発表

 環境省は、平成24年6月15日、旧緊急時避難準備区域の復旧を支援するための放射線モニタリングアクションプランのうち田村市分の測定結果を公表した。
 今回公表したのは、平成24年3月に田村市で実施した飲用の井戸水等地下水681箇所のモニタリングの測定結果とその後の経過。
 3月の調査では、放射性ヨウ素(ヨウ素131)は全地点で不検出(検出下限値:5Bq/L 程度)であったものの、放射性セシウム134が1箇所で11.1Bq/L検出、セシウム137が1箇所で5.5Bq/L検出と、水道水中の放射性物質に係る管理目標値放射性セシウム(Cs-134、Cs-137 合計):10Bq/kgを上回っていた。
 このため、5月に再度採水、分析を行いましたが、その結果、放射性ヨウ素(ヨウ素131)、放射性セシウム(セシウム134、セシウム137)はいずれも不検出であった。
 放射性セシウムを検出したことについては、当該井戸は平成24年3月時点に水を採取した時点において、斜面に井戸があり、斜面の上側が落ち葉等により井戸上部まで埋もれている状況であったこと。また、蓋はされていたものの、井戸の角が欠けていたことから、雨や雪が降った際などに井戸に周囲からの水等が混入していた可能性があると見ている。【環境省】

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