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環境ニュース[国内]

アメリカエネルギー省、建物のエネルギー効率向上への取り組みを強化

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2012.07.10 【情報源】/2012.06.26 発表

 アメリカエネルギー省は、建物のエネルギー効率向上に取り組む、オバマ大統領の「ベター・ビルディング・チャレンジ」に、新たに州や市、学校区など、合わせて36団体が参加したと発表した。これにより拡大する建物改修面積は3億平方フィートに上るという。これに併せ、アメリカ財務省の内国歳入庁(IRS)は、省エネ改修や再生可能エネルギーのプロジェクト資金を、州や市町村等が低コストで調達できるようにするための手引きを発表した。これはQECBと呼ばれる省エネ債権を利用するもので、現在、推定20億ドル分のQECBが利用可能だという。エネルギー省は、省エネ改修プロジェクトを通じ、自治体のエネルギーコストを削減し、雇用を増やし、アメリカ経済の強化を図るとしている。
 「ベター・ビルディング・チャレンジ」は、民間投資を活用して商用・産業ビルの省エネ改修を促し、エネルギー消費を削減しつつ雇用増大を図るために、オバマ大統領が2011年2月に開始した「ベター・ビルディング」の取組の一環として行われている。オバマ政権は、エネルギー効率を改善し雇用を増やすプロジェクトへの資金として、各自治体が連邦の資金調達ツールを効果的に活用できるよう支援しており、今回財務省が作成した手引きも、制度の基準をわかりやすくし、QECBの利用を促進することを目的としたものになっている。【アメリカエネルギー省】

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