一般財団法人環境イノベーション情報機構
太平洋島嶼国、生物多様性条約COP11のための地域準備会合を開催
【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2012.08.28 【情報源】/2012.08.10 発表
2012年10月に予定される生物多様性条約第11回締約国会議(COP11)のための太平洋地域準備会合が、2012年8月10〜13日、ニュージーランドのロトルアで開催される。会合には、クック諸島、フィジー、ニュージーランド、バヌアツ等太平洋島嶼国のほかNGO等のパートナーも参加し、COP11に向けた主要優先事項を話し合い、この地域の意見としてまとめるという。2010年に名古屋で開催されたCOP10では、各国が生物多様性「2010年目標」の達成状況を振り返り、2020年への愛知ターゲットを採択した。太平洋島嶼国はこのCOP10で統一意見を提出したが、COP11ではさらに発言力を強めることで、太平洋地域の生物多様性を守る各国レベルの作業を効果的なものにしたいとしている。
今回の準備会合はこの地域の島嶼国で構成する環境機関、太平洋地域環境計画事務所(SPREP)がコーディネートし、開催の資金は、欧州連合がCBDと協力し、アフリカ・カリブ・太平洋多国間環境協定の能力構築プロジェクトを通じて提供した。【太平洋地域環境計画事務所 (SPREP)】