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環境ニュース[国内]

世界資源研究所、オバマ政権の新燃費基準を歓迎

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.09.11 【情報源】/2012.08.28 発表

 オバマ政権が打ち出した、2017〜2025年の乗用車・小型トラックに対する燃費基準・温室効果ガス排出基準について、世界資源研究所(WRI)はこれを歓迎するコメントを発表した。
 オバマ政権が発表したプログラムによると、2017〜2025年の乗用車・小型トラックは、1マイル当たりの平均CO2排出量を163グラム、燃費にして54.5 mpg(1ガロン当たりの走行マイル)とすることが求められる。
 WRIは、「小型自動車は、アメリカの温室効果ガス排出量の約17%を占めており、環境保護庁(EPA)と運輸省道路交通安全局(NHTSA)は、このプログラムにより温室効果ガス排出量を60億トン削減できると推定している。また燃料の消費量が減り、消費者のガソリン代も節約できる。EPAとNHTSAの推定では、全体で120億バレルの石油が節約できる」と述べ、「現在、経済は停滞しているとはいえ、アメリカの温室効果ガス排出量は今後も増えるだろう。排出量が増えれば、地球環境に大きな影響を及ぼし、極端気象現象などの危険な影響を人々と経済に与えることになる。さらなる取り組みが必要ではあるが、新基準がアメリカの排出削減に果たす役割は大きい」と評価した。【世界資源研究所

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