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環境ニュース[国内]

平成24年度地方発カーボン・オフセット認証取得支援事業 第2次募集で10件を採択

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2012.09.28 【情報源】環境省/2012.09.27 発表

 環境省は、平成24年9月27日、平成24年度地方発カーボン・オフセット認証取得支援事業の第1次募集において採択した案件を公表した。
 この事業は、主に地方都市における適切なカーボン・オフセットの取組の更なる普及促進を図ることを目的とするもの。
 平成24年8月1日から9月7日までの公募期間に応募のあった案件の中から以下の5件を採択した。

○井上金庫販売株式会社(福井県)が申請した、四国繊維販売株式会社と共同で開発した廃ペットボトルからできるパーテーションの製造にともなうCO2排出量を見える化し、北陸地方のオフセット・クレジット(J-VER)を使用してカーボン・オフセットをする取組。

○エコ推進事業協同組合(熊本電気工業株式会社)(福岡県)が申請した、九州の山林で林業機械が1年間に排出したCO2を九州の森林管理で創出されたJ-VERでカーボン・オフセットをする取組。

○研醸株式会社(福岡県)が申請した、にんじん焼酎「珍」、焙煎むぎ焼酎「麦・こふくろう」各1本に1kg- CO2のJ-VERをセットで販売(久留米市田主丸地区の森林によるCO2吸収量クレジットを使用)。

○株式会社杉本組(秋田県)が申請した、公共工事における建設重機から排出されるCO2の一部を、請負施工業者の株式会社杉本組がオフセットする取組。

○智頭町森林セラピー推進協議会(鳥取県)が申請した、智頭町にて展開中の森林セラピーツアーにおいて、ツアー参加時の移動に伴うCO2排出量(想定量)の一部を智頭町の森林吸収源J-VERを活用してオフセットすることで、森林資源の有効活用を促し、地域とその森林を持続的に保全する取組として展開する取組。

○ニチハ株式会社(愛知県)が申請した、外壁材に森林組合が生産した間伐材を原料として使用し、同森林組合の間伐事業により創出されたJ-VERを付与する取組。

○株式会社ふるさと企画(岐阜県)が申請した、岐阜県東白川村の地場産品を販売する際、購入者の1日の家庭生活から排出されるCO2を東白川村のJ-VERでオフセットする取組。

○北海道庁(北海道)が申請した、北海道の環境イメージキャラクターである「環境忍者“えこ之助”」が、省エネ・節電等に繋がるライフスタイルの実践を普及啓発する活動に伴い排出されるCO2を北海道産のJ-VERでカーボン・オフセットする取組。

○株式会社まるちく(沖縄県)が申請した、沖縄県宮古島市において、観光タクシーを使ったエコツアー参加者に対し、1日の家庭生活から排出されるCO2をJ-VERでカーボン・オフセットする取組。

 なお、環境省では、第3次公募を11月2日まで行っている。応募方法等詳細に関しては、プレスリリースを参照のこと。【環境省】

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