一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

マツダ、小型車「デミオ」をベースに自社開発した「デミオEV」のリース販売開始

大気環境 交通問題】 【掲載日】2012.10.09 【情報源】企業/2012.10.04 発表

 マツダは、小型ハッチバック車「デミオ」をベースに自社開発した電気自動車(EV)「デミオEV」のリース販売を10月4日に始めた。広島県が導入を予定する15台のうち、まず5台を納入した。今後、広島市、広島県呉市、同県府中町、同県三次市や山口県、同県防府市など、中国地方の地方自治体や法人を中心に計100台を販売する。

 デミオEVは独自のモーターを採用し、駆動用に容量20kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載する。実際の走行に近いJC08モードの社内測定値では、1回の充電で200km走行でき、1km走るのに必要な電力量(電費=交流電力量消費率)は100Whとなる。200Vの普通充電で満充電まで8時間で、急速充電だと約40分で80%まで充電できる。

 全長、全幅はそれぞれ390cm、169.5cmと、ベースになったエンジン車のデミオと同じで全高はわずかに高く149cm。デミオと同じ定員5人の居住空間と荷室容量を確保した。デミオ同様、前輪駆動(FF)方式で、加速性能に優れ、ハンドリングや乗り心地も良いという。車両本体価格は357万7000円となる。

 マツダは、エンジンの効率改善や車両の軽量化など、ガソリン車の基本性能の改良で燃費を向上させながら、減速エネルギー回生システムやハイブリッドシステムなどの電気装置を採用する戦略を推進するとともに、EVに関しても継続的に研究・開発してきた。今回始めたデミオEVのリース販売を通し、利便性や技術の改善を進める。【マツダ(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク