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環境ニュース[国内]

滋賀県 今夏の節電 「達成」78% 県が企業にアンケート実施

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2012.10.31 【情報源】地方自治体/2012.10.05 発表

 滋賀県は、今夏の節電が県内企業に与えた影響についてアンケート結果(複数回答)を公表した。78.2%の企業が2010年夏比で10%以上のピークカットを達成したと答えた。ただ、3社が生産拠点を海外に移したと回答し、夏場の電力不足が製造業の流出を加速させている実態も浮き彫りとなった。
アンケートは県内企業400社を対象に9月13〜21日に実施。製造業を中心に134社が回答した。
関西広域連合は今夏、10年比で10%以上の節電を要請したのに対し、1社を除く全社が対応。具体的な対策としては、オフィスの照明や空調温度の変更(48.2%)、省エネ型の照明器具や空調設備への変更(23.7%)などの回答が多かった。
一方、生産時間を深夜や土、日曜日に変更(7.9%)、節電期間外に生産を振り替え(4%)、生産量の縮小(2%)など、負担増を訴える回答も出された。
県や国、電力会社などの支援策については、45.6%が活用しなかったと回答。中小企業節電対策緊急支援事業など県の支援制度活用は8.1%、国の自家発電装置導入補助活用は3.7%の回答にとどまった。 商工観光労働部新産業振興課 TEL:077-528-3794 【滋賀県】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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