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環境ニュース[国内]

積水ハウスなど、福岡市のスマートタウンで「まちびらき」、スマートハウスを建築

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2012.11.02 【情報源】企業/2012.10.31 発表

 積水ハウスと、九州地区の住宅関連業者で組織する社団法人九州住宅建設産業協会は、福岡市東区の博多湾東部で整備が進む人工島「アイランドシティ」に開発しているスマートタウン(環境配慮型の街)「照葉スマートタウン」で「まちびらき」を行った。CO2排出ゼロの暮らしを実現するスマートハウス(次世代型環境配慮住宅)を建築して販売する。
 照葉スマートタウンは、アイランドシティ内の一戸建て住宅エリアとなり、総区画数が178あり、広さは6ha。国土交通省の「住宅・建築物省CO2先導事業」にも採択された。積水ハウスが代表事業者として開発し、太陽電池燃料電池、蓄電池を搭載する同社の住宅「グリーンファーストハイブリッド」や、同協会に加盟する各社のスマートハウスを建てる。
 全戸が太陽光発電システムとホームエネルギー管理システム(HEMS)を装備し、7割以上に燃料電池を設ける。街全体のエネルギー使用量を確認できるシステムを導入するとともに、各家庭の電気、ガス削減量に応じて商品に交換できるポイントを付与する制度を実施。自然エネルギーの利用に基づく「グリーン電力証書」の活用で経済的メリットも見込む。
 街には、保水舗装でヒートアイランド対策を施すほか、日射をさえぎる効果がある街路樹や、LED(発光ダイオード)街路灯を配置する。2棟が既に販売済みで、第1期の1次分譲として11棟を販売する。アイランドシティは総面積が約401.3haあり、そのうち港湾施設の「みなとづくりエリア」を除く「まちづくりエリア」は約191.8ha。将来、1万8000人が住む計画になる。【積水ハウス(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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