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環境ニュース[国内]

佐川急便、WWFジャパンのプログラムで掲げた2012年度までのCO2削減目標を達成へ

環境一般 CSR】 【掲載日】2012.11.29 【情報源】企業/2012.11.26 発表

 佐川急便は、世界最大規模の環境保全団体、WWF(世界自然保護基金)の日本拠点、WWFジャパンのCO2排出削減プログラム「クライメート・セイバーズ・プログラム」で掲げた「2012年度までにCO2総排出量を2002年度比で6%削減する」とする目標が達成できる見通しとなった。2011年度に7.79%減となり、1年前倒して上回っていた。
 クライメート・セイバーズ・プログラムは、先進的な環境対策を進める企業とWWFが協働して温室効果ガスを削減する取り組み。企業が削減目標を定めて実行し、WWFなどが検証する。世界29社が参加し、佐川急便は唯一の物流企業で、日本企業の1社目。2002年度の排出量36万6600tを2012年度に34万4600tにすることを目指している。
 2011年度は33万8100tに減り、2003年度から2011年度までに削減したCO2排出量は累積で13万6400tとなった。これは、約6万台の乗用車が年間に排出するCO2量に相当する。6%の削減は、事業拡大による増加を考慮すると、実質的に約14%の削減に相当するという。ただ、削減目標の対象には、合併・買収などに伴う分は含んでいない。
 合併・買収分は排出量算定に必要なデータがないため、それを除く範囲で目標を継続しているが、2011年度には、合併・買収分を含めたCO2総排出量でも減少に転じた。佐川急便は、天然ガストラックの導入、台車や三輪車での集荷・配達、輸送手段の鉄道や船舶への転換、環境に配慮した運転・アイドリングストップなどを展開している。【佐川急便(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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