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環境ニュース[国内]

富士通、物流業界向け運行支援システムで運転の環境性を全国評価する機能を提供

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2012.12.07 【情報源】企業/2012.12.04 発表

 富士通は、物流業界向け運行支援システム「TRIAS/TR-SaaS(トライアス/ティーアールサース)」で、ドライバーの運転技術の環境性や安全性を全国レベルで評価する機能の提供を12月4日始めた。業界初のサービスとなる。「TRIAS/TR-SaaS エコ&セーフティドライブベンチマークサービス」と名付けた。意識改革を図り、省エネ運転を促進する。
 インターネットを介してソフト・サービスを提供するクラウドで商用車の運行データを管理、分析する。グループが開発したクラウドサービスを使い、無線通信機能付きのデジタルタコグラフで収集した全国の商用車の運行データを集約。それを基に、E&S指数と呼ぶ指数を使って、各ドライバーの運転技術を環境性や安全性の視点から評価する。
 E&S指数は、予知運転、滑らか運転、惰性運転によるエネルギーロスの少ない運転支援を目的にした評価システムで、ドライバーの技術を高めて燃費向上と安全運行につなげる。ベンチマークサービスは、蓄積したE&S指数情報から会社別、事業所別、ドライバー別など、さまざまな分類で全国ランキングを表示。会社やドライバーの順位が分かる。
 物流業者は、営業所やドライバー単位で運転技術の全国ランキングが確認でき、技術レベルに応じて環境に配慮した省エネ運転の指導や教育が可能になる。全国レベルの評価のため、会社ごとのコンテストよりドライバーの意識も高まる。ベンチマークサービスは、1車両あたり月額300円(税別)。2015年度末までに累計2万車両への販売を目指す。【富士通(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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