平成24年度地域調和型エネルギーシステム推進事業　6件を採択

【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2012.12.28 【情報源】環境省／2012.12.28 発表

　環境省は、平成24年12月28日、「平成24年度地域調和型エネルギーシステム推進事業」の公募において6件の案件を採択したと発表。
　この事業は、農山漁村地域において、再生可能エネルギーによる自立･分散型のエネルギー供給システムの実現のため、農林水産省と連携し、地域で利用するエネルギー源としての再生可能エネルギーの導入に向けた調査･実証を行い、課題の抽出・整理、克服方法の検討等を行うもの。
　平成24年9月13日から10月12日まで公募を行い、応募のあった35件の中から以下の6件を採択したもの。
　○E2リバイブ株式会社が申請した多気クリスタルタウン環境型工業ゾーン等（三重県
　　多気郡多気町五佐奈・西山・仁田）で検討するバイオマスエネルギー（木質バイオ
　　マスを主体としてORC発電技術を活用した熱電併給）
　○特定非営利法人　アースライフネットワーク（静岡県地球温暖化防止活動推進セン
　　ター）が申請した静岡県島田市川根地区における「川根温泉」を中心とした周辺地
　　域で検討する温泉ガス（温泉エネルギー）、温泉熱（温泉エネルギー）
　○株式会社石橋が申請した和歌山県中部（日高川、有田川、富田川地域）で検討す
　　る木質バイオマス発電・バイオコークス製造　複合システム
　○企業組合HUCA・Cが申請した奈良県吉野町で検討する小水力発電
　○石垣島製糖株式会社が申請した沖縄県石垣市で検討するバイオマスエネルギー（
　　メタン発酵による発電と廃熱利用）
　○塩尻市経済事業部商工課が申請した長野県塩尻市片丘地区で検討する木質バイ
　　オマス発電、木質バイオマス発電の熱利用（熱電併給型木質バイオマス）

【環境省】