一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

JTBコーポレートセールスなど、鎌倉で電動バイク用バッテリー交換事業の実証開始

大気環境 交通問題】 【掲載日】2013.01.23 【情報源】企業/2013.01.18 発表

 JTBコーポレートセールスは、パナソニックグループでシステム開発のパナソニックシステムソリューションズジャパン、スズキ、移動体通信関連事業の兼松コミュニケーションズなどと、神奈川県鎌倉市で電動バイク用バッテリー交換事業の実証実験を1月24日に始める。ロッカー形式の交換・充電設備を設置し、3月18日まで実施して事業化を検証する。
 環境省の温暖化対策技術開発・実証研究事業となり、「e-KUNIつくろう鎌倉バイクプロジェクト」と名付けた。電動バイクは環境に配慮した移動手段で、小回りがきいて災害時に強い。半面、航続距離が時速30kmの定地走行で30km程度と短いうえ、普及が始まっている電気自動車(EV)の充電器が利用できないため、外出先での充電の難しさが課題になっている。
 実証実験では、電動バイクとバッテリー充電・交換システムを一体的に運用する。スズキのバッテリー着脱式電動バイク「e-Let's(イーレッツ)」30台を15カ所程度の事業所に配置するとともに、市役所やガソリンスタンドなど5カ所にバッテリー充電ロッカーを備えたバッテリー交換ステーションを設け、イーレッツの利用者に交換・充電を提供する。
 交換・充電のタイミングや充電状況、空き情報の把握や予約ができるシステムも開発し、電動バイクのバッテリー交換・シェアリングサービスの事業化を検討する。JTBコーポレートセールスが実証環境を整備するとともに実験全体を取りまとめ、パナソニックシステムソリューションズジャパンがバッテリー充電ロッカーと認証システムの開発を担当する。【(株)JTBコーポレートセールス】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク