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環境ニュース[国内]

三井不動産、「霞が関ビル」「新宿三井ビル」などが都温暖化対策の準トップに認定

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.02.14 【情報源】企業/2013.02.12 発表

 三井不動産が所有して運営・管理している「霞が関ビルディング」「東京倶楽部ビルディング」(東京・千代田)と、「新宿三井ビルディング」(東京・新宿)が、東京都の「優良特定温暖化対策事業所」の「準トップレベル事業所」に認定された。大規模リニューアルや設備更新に伴う高効率設備導入や、CO2排出削減の体制などが評価された。
 霞が関ビルは東京倶楽部ビルに熱供給しているため、2棟で1事業所となり、認定は計2事業所。霞が関ビルは36階建て、延べ床面積15万3959m2。日本最初の超高層ビルとして1968年4月に完成した。リニューアル・設備更新で地域冷暖房を入れて熱源効率を向上させたほか各階可変風量の高効率空調、ビルエネルギー管理システム(BEMS)を導入した。
 東京倶楽部ビルは霞が関ビルに隣接し、14階建て、延べ床面積2万3078m2。2007年9月に完成し、新築時にLow-e複層ガラス、高効率空調・照明などを設置した。新宿三井ビルは西新宿の超高層ビル街にあり、1974年9月にできた。55階建てで延べ床面積18万368m2。リニューアル・設備更新で可変風量高効率空調、群管理エレベーター、BEMSを備えた。
 運用・管理面では、各ビルでBEMSのデータ解析を基に空調・熱源システム運用の最適化を図ったことや、入居テナントと一体になったCO2削減活動が認められた。三井不動産は2010年に3棟がトップレベル事業所、2棟が準トップレベル事業所に、2011年には各1棟、2棟が認定された。都の認定を受けると、事業所のCO2排出量削減義務率が緩和される。【三井不動産(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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