一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

(仮称)伊達風力発電事業拡張計画に係る環境影響評価準備書に環境省意見を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2013.02.21 【情報源】環境省/2013.02.21 発表

 環境省は、(仮称)伊達風力発電事業拡張計画に係る環境影響評価準備書についての環境大臣意見を平成25年2月20日付けで経済産業大臣に提出した。
 今回の環境省意見では、自主的な環境影響評価手続の結果をアセス法に基づく手続に相当する結果とするために、法令に従った評価書の作成及び必要な事項の記載を行うよう求めている。
 道路及びヤードの設置における切土、盛土の処理について、「廃棄物等」を選定項目とし、適切な環境影響評価を実施し、その結果を評価書に記載すること。工事の実施における「工事用資材等の搬出入」、「建設機械の稼働」及び「造成等施工による一時的な影響」を影響要因とする項目についても必要に応じて選定項目とし、適切な環境影響評価を実施するよう求めている。
 騒音及び低周波音については、既設の風力発電施設が定格運転に達するような強風時に現況調査を実施した上で、改めて予測及び評価を行うよう求めている。
 動物及び植物については、鳥類等の調査期間や地点の設定等について、専門家や地元の団体等の意見聴取を行い、追加調査を実施すること。また、対象事業実施区域は、ノスリやヒヨドリ等の小鳥類、オジロワシ、オオワシ等の希少猛禽類の渡りが確認されていること、希少猛禽類にとって好適な採餌環境になっていると考えられることから、追加調査及び既存資料等の結果も含めて再度予測及び評価を実施し、風力発電施設の配置や設置基数の削減等について再度検討し評価書に記載するよう求めている。 【環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク