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環境ニュース[海外]

サントリー食品インターナショナル、消費電力量が国内最小となる飲料自販機を設置

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.03.15 【情報源】日本/2013.03.12 発表

 サントリーホールディングス傘下で清涼飲料水事業のサントリー食品インターナショナルは、消費電力量が国内最小となる飲料自動販売機を、3月から全国に設置する。一部には同社が進める自販機の省エネ活動のシンボルキャラクター「エコトリ」をデザインして「エコトリ自動販売機」と名付けて展開し、環境への取り組みを訴える。
 サントリー食品インターナショナルは2011年から、特殊な機械を除いて新たに導入する全ての自販機に省エネ性能の高いヒートポンプ式を採用している。今回こうした活動を親しみやすく伝えるため、新自販機の一部にエコトリを活用する。エコトリは、サントリーグループの愛鳥活動40周年の2013年に誕生した鳥のキャラクターとなる。
 消費電力量が国内最小の自販機は、ヒートポンプ式から消費電力量をさらに30%削減したハイブリッドヒートポンプ式。冷却庫室で発生した熱を回収して加温庫室で活用するヒートポンプ式に対し、ハイブリッドヒートポンプ式は自販機の外からも熱を吸収する。エコトリ自販機にはエコトリの絵と「省エネ日本一」などの文を入れる。
 サントリー食品インターナショナルは、新自販機を年内に1万7000台設置する計画で、エコトリ自販機はうち数千台となる。サントリーグループ全体では、2017年末にヒートポンプ式とハイブリッド式を合わせて全稼働自販機の80%を超える見通し。自販機部品を自販機で再利用するリユースの技術開発も推進し、環境負荷低減を図る。【大阪ガス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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