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環境ニュース[国内]

地球温暖化対策関係の平成25年度予算案まとまる

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2013.03.22 【情報源】環境省/2013.03.22 発表

 環境省は、平成25年3月22日、関係府省全体の平成25年度地球温暖化対策予算案を公表した。
 今回の取りまとめは、2013年以降の地球温暖化対策において、中長期的な低炭素社会構築に向けて、対策・施策を総合的・計画的に推進し、政府全体での取組状況の予算面からの把握及び各府省の連携強化を図るため、[1]2020年までに温室効果ガス削減に効果があるもの、[2]2021年以降に温室効果ガス削減に効果があるもの、[3]その他結果として温室効果ガスの削減に資するもの、[4]基盤的施策など−−の4つに分類し、集計している。
 [1]には、対策・施策の主たる目的・効果が地球温暖化対策に該当するもので、2020年までに効果を発揮する対策・施策が該当する。具体的には対策実施への補助・支援、対策普及のための情報提供、実用化のための実証実験などが該当し、予算総額は3,309億円であった。
 また、[2]には、対策・施策の主たる目的・効果が地球温暖化対策に該当するもので、主に2021年以降に効果を発揮する対策・施策が該当する。具体的には、対策技術の開発、人材育成等が多く該当し、予算総額は1,534億円、[3]には、対策・施策の主たる目的・効果が地球温暖化対策でないものが該当する。具体的には、治山事業等による森林の保全、廃棄物焼却等に伴う排出の削減、公共交通機関の整備などが該当し、予算総額は2,670億円、[4]には、日本の温室効果ガスの排出削減等の効果を持たないものが該当する。具体的には、対策・施策の全般的な評価・見直し、排出量・吸収量の算定、気候変動の研究監視観測、国際的な連携の確保などが該当し、予算総額は763億円となっている。【環境省】

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