新宿御苑で環境月間特別企画展「日本絶滅危惧種展」を開催

　環境省は、６月の環境月間関連行事として、平成１４年５月２８日から６月９日にかけて東京・新宿の新宿御苑で特別企画展「日本絶滅危惧種展」を開催する。展示会場は新宿御苑内のインフォメーションセンター１階アートギャラリーや観賞温室・庭園など。
　この企画展は平成１３年度に続いて２度目の開催。１３年度は新宿御苑が栽培している絶滅危惧植物を中心に展示していたが、今回はこれに加えトキ、ツシマヤマネコなど５点の絶滅危惧動物の剥製、写真、絵画の展示や、環境省の各自然保護事務所で実施している保護増殖事業の紹介を行う。
　なお会場となる新宿御苑は、さきごろ発表された新宿御苑「環境の杜」構想の中で、今後、植物版保護増殖センター機能を持つことが期待されており、現在でも温室を中心に約７０種の希少植物を保護育成している。今回の絶滅危惧種展で展示される御苑育成の希少種は５４種。【環境省】