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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、中毒防止週間に農薬による中毒防止を呼びかけ

健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2013.04.01 【情報源】アメリカ/2013.03.18 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、3月17日〜23日の中毒防止週間に、農薬など家庭にある化学物質による中毒事故を防ぐための注意を親や保育者に呼びかけている。アメリカでは毎年、5歳以下の小児約6万5000人が誤って農薬に曝露しているという。このうち1万件以上は殺鼠剤が関わっていることから、最近EPAが導入した新安全基準では、消費者向け殺鼠剤は、子どもの毒物曝露を防ぐため、毒エサ入れにいたずらや誤使用を防止する措置を施すことが義務付けられた。
 中毒の90%以上は家庭環境で発生しているが、これらは防止可能であるとして、EPAは以下のような対策を親や保育者に呼びかけている。
・農薬などの化学物質は、子供の手が届かないよう施錠できる保管庫に厳重に保管する。
・殺鼠剤は、毒エサ入れに不正・誤使用防止措置の施された製品を使用する。
・中毒の危険が潜んでいないか、部屋ごとに確実に点検をする。不適切な箇所が見つかったら、適宜修正する。
・使用後は子どもが開けられない容器に保管し、しっかりと蓋をする。
・農薬などの化学物質を、食べ物や飲み物と間違えやすい容器に移し替えない。
【アメリカ環境保護庁】

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