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環境ニュース[国内]

三菱電機、大容量SiCパワーモジュールを適用した鉄道車両用補助電源装置を製品化

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.03.29 【情報源】企業/2013.03.26 発表

 三菱電機は、新しい半導体のSiC(炭化ケイ素=炭素とケイ素の化合物)を使用する大容量のSiCパワーモジュール(電力用半導体)を適用した鉄道車両用の補助電源装置を製品化し、東京メトロ銀座線の新型車両向けに納入した。営業用車両への搭載は世界で初めてという。効率が向上し、軽量化できるなどの特長がある。
 鉄道車両用の補助電源装置は、列車内の空調、照明をはじめ、走行以外で使用するさまざまな機器に電力を供給する役割を持ち、架線からの電力を制御して各機器で利用できるようにする。通常、補助電源装置のパワーモジュールにはSi(シリコン=ケイ素)を使うが、三菱電機はSiと比べて省エネ効果が高いSiCで実現した。
 鉄道車両用の補助電源装置にSiCパワーモジュールを適用したことで、従来製品のSiパワーモジュールと比較して電力損失を約30%低減すると同時に、耐熱性の高さから冷却部分のサイズを小さくでき、体積を20%、重さを15%低減する。「1000系車両」と呼ぶ車両に搭載し、走行試験を経て、6月から営業運転で使用される。
 三菱電機はこれまでに、大容量SiCパワーモジュールを適用した鉄道車両用インバーター装置(モーターの回転を制御する電流変換装置)を製品化し、2012年2月から銀座線の別の車両、2013年1月から東京メトロ東西線の車両の営業運転で使用されている。今回、補助電源装置に技術を拡大して適用し、省エネを可能にした。【三菱電機(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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