一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

平成25年度 夏季の省エネルギー対策を公表

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.04.26 【情報源】資源エネルギー庁/2013.04.26 発表

 資源エネルギー庁は、平成25年4月18日に開催された、政府の省エネルギー省資源対策推進会議省庁連絡会議で決定された、政府関係機関、地方公共団体、産業界、一般家庭、NGOなどに対する、24年度夏季の省エネルギーについての要請内容を公表した。
 要請内容のうち、住宅・ビル等の省エネルギー対応として、住宅、ビル等の新築、増改築、改修等に当たっては、外壁・窓等を通しての熱の損失の防止を図るため、省エネ法に基づく住宅及び建築物の省エネルギー基準を踏まえ、断熱材の利用、設計・施工上の工夫による熱負荷の低減など的確な設計及び施工を行うこと。積極的なエコ住宅の新築や断熱改修等のエコリフォームに努めること。ディマンドリスポンスに対応した時間帯別・季節別の電気料金メニューが選択できる場合はその活用に努めるとともに、エネルギー使用機器を最適に制御するエネルギーマネジメントシステム(BEMS・HEMS等)の導入により、需要をスマートにコントロールするエネルギーマネジメントの実施に努めること。ビル等においては、省エネ診断やESCO診断等を活用し、より高効率な設備・機器の導入や適切な運転方法の見直し等により、省エネルギー化を進めるよう求めている。
 また、家電機器、OA機器等のエネルギー消費機器の購入に当たっては、省エネ法に基づくトップランナー基準の達成状況を示す省エネルギーラベル及び国際エネルギースターロゴの表示、また、政府、事業者等が提供するエネルギー消費効率に関する情報を参考としつつ、省エネルギー性能の高い機器の選択に努めること。選択に当たっては、初期投資負担を伴うものの、これが中長期スパンで回収できることに留意すること。特に、エアコン、冷蔵庫、テレビ、照明、電気便座の購入に当たっては、省エネルギーラベルによるトップランナー基準の達成状況のみならず、より省エネ性能の高い製品を選択する観点から、統一省エネルギーラベルによる5段階の省エネ性能表示に留意し、省エネルギー性能の高い製品の選択に努めること。消費者による上記取組を促すため、エネルギー消費機器の製造・輸入事業者・小売事業者(通信販売等を行う事業者も含む)は、省エネルギーラベル、国際エネルギースターロゴ、統一省エネルギーラベルの表示により、機器のエネルギー消費効率を消費者にわかりやすく示すとともに、機器がエネルギー消費の削減にどのように役立つのか、どのような使い方が最もエネルギー使用量が少ないかについてきめ細かな情報提供に努めるよう求めている。【資源エネルギー庁】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク