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環境ニュース[国内]

環境省 成蹊大学における地球環境研究総合推進費の不適切な経理処理に対して研究費の返還を請求

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2013.05.09 【情報源】環境省/2013.05.09 発表

 環境省は、平成25年5月9日、成蹊大学からの調査報告を受け、当省が所管する競争的研究資金において、不適切な経理処理が行われていたことを明らかにした。
 不適切な経理処理が行われていた研究は、環境省の所管する競争的研究資金(地球環境研究総合推進費)の交付を受けて成蹊大学が平成15年度〜19年度に行っていた「陸域生態系の活用・保全による温室効果ガスシンク・ソース制御技術の開発 −大気中温室効果ガス濃度の安定化に向けた中長期的方策−」で、担当した研究者が業者との取引を通じて、成蹊大学一般経費並びに成蹊大学が管理する公的研究費を消耗品購入目的で納品されたものとして支払手続きを行わせる等して、約400万円の「預け」を行い、これら不正な手続きで得た「預け金」から実験機器の購入や修理に充てる等の不適切な経理処理を行っていたもの。
 今回の報告を受けて環境省では、不適切な経理処理が行われた約400万円につては成蹊大学に返還請求を行うとともに、担当した研究者2名に対しては、環境省の所管する競争的研究資金への応募資格について2年から4年の制限を行った。【環境省】

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