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環境ニュース[国内]

大京、東京・三鷹に共同開発する住宅地が 「エコタウン開発奨励金制度」認定第1号

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2013.05.21 【情報源】企業/2013.05.16 発表

 大京が東京都三鷹市に近畿日本鉄道系の近鉄不動産と共同開発している都市型の一戸建て住宅地「(仮称)三鷹市大沢三丁目計画」が、同市の「エコタウン開発奨励金制度」の認定第1号に決まった。全戸に太陽熱利用システムや電気自動車(EV)用の充電コンセントを装備し、環境に配慮したまちづくりを推進することが評価された。
 三鷹市大沢三丁目計画は、同市西部の6102.05m2の面積に41戸の2階建て住宅を建設する事業で、今秋の販売を予定している。太陽熱利用システムは、東京ガスの「SOLAMO(ソラモ)」を採用した。屋根に設置した集熱ユニットで太陽熱を吸収し、その熱で貯湯タンクの水を温めて湯をつくり、給湯や風呂などに利用する仕組みとなる。
 三鷹市のエコタウン開発奨励金制度は、環境に配慮した都市づくりを目的に4月に始まった。一定規模以上の分譲住宅を開発する際、創エネ・蓄エネ・省エネ機器を導入する事業者に奨励金を交付する。設備に応じて3段階のランクがあり、三鷹市大沢三丁目計画は、太陽熱利用システムとEV用充電によって2ランク目のシルバーに認定された。
 大京と近鉄不動産は三鷹市の考えに賛同して三鷹市大沢三丁目計画を進め、同制度で初の認定として、5月10日に市長から認定証が授与された。奨励金の交付額は、導入する設備に付与するポイントで決まり、同計画の見込みポイントは246(1ポイントあたり1万円)となる。両社は今後も、各地で環境に配慮した住宅開発を推進する。【(株)大京】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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